Swine quality / Poultry quality 品質管理

飼料の品質管理ってなに?

畜産業の外からではイメージしづらい飼料の品質
管理。その一端をご紹介します。

品質管理の役割とは

飼料工場における品質管理の役割とは、製造工程に問題がないことを注意深く監視するために存在していると言ってもよいのではないでしょうか。そのため、製品である飼料に求められる性能を満たしているかの確認と、性能を満たす製品の製造のために必要な原料であるかの確認が広い意味としての品質管理の業務となります。

具体的な例として、飼料中の栄養成分である「粗蛋白質・粗脂肪・粗繊維・粗灰分・カルシウム・りん」を測定し、製品に表示してある値からの逸脱がないかモニタリングしています。また、製造に使用している原料の栄養成分も測定して製品配合の割合を決めるのに役立てています。

さらに、一部の飼料に添加されている抗菌剤が適切な配合量から逸脱していないかや、製品中に有害な細菌が混入していないかもモニタリングしています。

ベーシックな話になりますが、製品の異常の有無を確認する上で「見た目」というのも大きなヒントになり得ます。そこで品質管理業務の一環として製品の「見た目」を確認し、異常が無いか監視しています。

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